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変奏曲について1 [第2回カフェ・コンサート]

第2回カフェ・コンサートのテーマは「変奏曲」です!
一説によると、変奏曲は、もっとも古くからある鍵盤音楽の曲種だといいます。
そんな歴史ある変奏曲ですが、実際にはさまざまなタイプがあり、楽しみ方も少しづつ異なるようです。
では、第2回 カフェ・コンサートで演奏する変奏曲は、どんなタイプがあって、どんな楽しみ方ができるのでしょうか?


タイプ1:有名な歌を使いました♪

このタイプでは、その曲が作られた時代や地域の人々なら、誰でも知っていた歌が使われています。一番初めに、有名な歌のメロディーが演奏され、続いて、そのメロディーがいろんな形に変えられて登場していきます。
このタイプの変奏曲では、よく知られたメロディーを、どれだけカッコよく変えていけるのか?これが、作曲家の腕の見せ処だったようです。

今回のコンサートでは、《アレグレットと変奏 「ああ、お母さん聞いて」》と 《深い森》がこのタイプにあたります。
中でも、《アレグレットと変奏》は、童謡「きらきら星」と同じメロディーですので、私たちにとってもお馴染みのメロディーです。
実は「きらきら星」の歌詞は、後から替え歌として考えられたもの。
もともとは「ああ、お母さん聞いて」というタイトルで知られていた、フランスの歌だったのです。

では、この歌のもとの歌詞は、どんな内容だったのでしょうか?
歌詞の1番だけ載せてみたいと思います。


ねえ!お母さん聞いて
何で私が悩んでいるのかを
優しい目をしたシルヴァンドル
そんな彼と出会ってから
私の心はいつもこう言うの
「みんな好きな人なしに生きられるのかな?」

私たちのよく知る「きらきら光る♪」とは似ても似つかない、少女の甘酸っぱい恋心を歌った内容だったのです。

カフェ・コンサートの会場で「きらきら星」のメロディーが流れた時、「そうそう、この曲はお星さまの曲ではなく、恋心を歌った曲だったんだ!」と思ってお聴き頂けば嬉しいです。

(京谷政樹)


第2回Inventioカフェ・コンサート
変奏曲の歴史と真実、蔵に想いを寄せて

日時:6月3日(金) 午後7時開演(6時30分開場)
会場:ごま和田萬「萬次郎 蔵」
   大阪市北区菅原町9-5
料金:2,000円(和田萬ごま使用のお菓子・お茶、ごまのお土産付き)

ご予約、お問い合わせはInventioまでお願いいたします。
E-mail:inventio_hpschd@yahoo.co.jp

会場のごま和田萬でもご予約可能です。
Tel.0120-507-380 (平日の9:30-17:30)

席数が約30と少ないですから、お早めにご予約をお願いいたします。
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